映画「バーフバリ 王の凱旋」バーフバリ!バーフバリ!!インド映画のエネルギーと熱気が凄すぎる。

『バーフバリ!バーフバリ!!インド映画のエネルギーと熱気が凄すぎる。』

中毒者が続出しているという話を聞いて、丸の内ピカデリーで観てきましたよ!

「バーフバリ 伝説誕生」の続編

「バーフバリ 王の凱旋」は「バーフバリ 伝説誕生」の続編にあたりますが、基本的に予習は不要なんじゃないかと。

ご丁寧に映画の冒頭で「バーフバリ 伝説誕生」のあらましを説明してくれますし、なによりも、ストーリーを観るというよりは、「バーフバリ!バーフバリ!!」という映画なので、頭空っぽにして王を称えることをオススメします(笑)

インド映画のエネルギーがもの凄い

肝心の内容はといえば、もうインド映画の勢い、エネルギー、熱気がもの凄いのなんの。

アマレンドラ・バーフバリが象をなだめたあたりからエンジンがかかり始め、一目惚れしたデーヴァセーナのクンタラ王国で大暴れ、そして踊る、国母シヴァガミとの確執を経て、王位を狙った弟に裏切られ、壮絶な死を遂げる。と。ここまでで、本編の4分の3を消化しちゃう前日譚になってて、本来の主人公であるマヘンドラ・バーフバリ(壮絶な死を遂げたアマレンドラ・バーフバリの子)が全く出てこない(笑)

ひょっとしたらこのまま出てこないんじゃと疑い始めたところで、やっと登場するも、俳優さんが一緒なので、いまいち区別がつかないまま、衝撃のエンドロールまで、一気に駆け抜けちゃいます。上映終了直後はクスクス笑いとともに、観客に妙な一体感が。

個人的には、いちいち国母シヴァガミの目力演技がツボでしたね。

良く言えば超娯楽大作、あえて悪く言えばお金を湯水のように使ったネタ映画ですかね。この映画の全世界の興行収入が300億円を超えちゃうあたり、今のインド映画のチカラが見てとれて、人口も増えてて、成長してる国は、映画も熱量がやっぱり違うなーと。残念ながら、今の日本には作れない気がしています。

予告編